井之脇海さんのピアノの腕は?音楽家の家系って本当?

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こんにちは!ほのかなかのほです。

 

9月20日 金曜 19:00 -20:54 日テレ1にて

沸騰ワード伝説の家政婦志麻さん 秋食材で絶品料理13連発!

志麻さんが秋食材で13連発 さんまの洋風オリーブ焼き⁉トマトソースにしば漬け⁉さつま芋アレンジで高橋文哉&田中圭も飛ぶ美味さに▽百名山制覇!井之脇海の熱血登山会

引用:テレビガイド

秋食材の番組ですが、井之脇海さんが出演されるとのことで、
どんな方なのか調べてみました。

 

 

井之脇海さんのプロフィール

生年月日:1995年11月24日
出身地:神奈川県横須賀市
身長:178cm
血液型:B型
学歴:日本大学藝術学部映画学科 演技コース
事務所:ユマニテ

出演作:
連続テレビ小説「ひよっこ」
大河ドラマ「おんな城主 直虎」
大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」
フジテレビ「青と僕」
BSテレ東「ハルとアオのお弁当箱」

映画「トウキョウソナタ」「ミュジコフィリア」「月子」
など。

「言葉のいらない愛」では主演のほか、監督・脚本も。
その他、ラジオ、CM、舞台と数多くの出演されています。

 

何故かピアニスト役が多い井之脇さん

9歳の時から劇団ひまわりで子役として芸能活動をされている井之脇海さん

12歳にして、黒沢清監督の「トウキョウソナタ」で天才ピアニスト少年を演じ、第82回キネマ旬報ベストテン新人男優賞を受賞されています。

次に、2021年映画 谷口正晃監督「ミュジコフィリア」で初主演を務め、現代音楽に目覚める学生を演じ、再びピアノを演奏する役に挑戦、

そして、この秋 コロナ禍と演劇をテーマにした10月12日公開 七里圭監督の「ピアニストを待ちながら」で、またしてもピアノを弾く役として出演されます。

このように、ピアノを弾く役が多い井之脇海さんですが、Wikipediaを見てもピアノを習った経歴などについては書いてなかったので調べてみると、映画ではご自身で弾いておられ、吹き替えを使っていないそうです。
母親がピアノを弾いていて、叔父さんはオーケストラのフルート・ピッコロ奏者。
音楽一家のご出身なんですね!

 

そのような環境で育ったため、音楽に対して反発心を持っており、
距離を置きたいという時期もあったとか。

ミュジコフィリアの時のコメントでは、
ご自身が音楽家の家系であることを漏らしていました。

やっぱり僕とピアノは切っても切れないものだなと思いましたし、ピアノと一緒に節目節目を迎えていくんだなと諦めました。実は僕自身、音楽家が多い家系に生まれたこともあり、逆にどこか音楽が嫌な部分もあったんです。音楽が身近すぎて疎遠になっていた時期もありました。それでも、やはり僕の役者人生に音楽が近寄ってくる。いや音楽が近寄ってくるというより、僕が無意識のうちに音楽に近づいてるんだとは思います。ー中略ー いまは大げさじゃなくてピアノへ感謝の気持ちもあり、今後は良い距離感で付き合っていけそうです。好きを認められるようになりました。きっと心の奥底では多分、ずっと好きだったんだと思います

引用:ELLE 記事/映画ライター高山亜紀さんより

ピアノ愛が伝わってきます。
また、初主演作がピアノと一緒だということに安心感を抱いたとも言っており、主演作を乗り越えられたのはピアノのおかげだと、感謝の意を述べています。

ちなみに親しんでいたのはピアノだけではなく、
母方の祖父母が筝曲を嗜んでいたそうです。
祖父が、”春の海”で有名な宮城道雄のお弟子さんで、
祖母はその流れを汲む生田流の師範だそうです。

生田流といえば、角ばったお爪の流派ですね。筝曲は、古典をはじめ、ロックなんじゃないかと思うほど、リズム感を要しますので、筝曲に親しんで来られたとしたら音楽的に良い環境だったことと思います。また、弦楽器は特に音色やピッチに関して敏感に鍛えられると思います。

劇中では、賀茂川の中州でピアノ演奏をする場面がありますが、
その時のことを次のように表現されています。

「あの場所で、実際に弾いてみた時に感じたんですが、目の前の景色、川の冷たさなどを感じながら奏でると、ピアノの音が変わるんですよね。音が変わると、僕の体の状態も変わっていく。実際には僕の体の状態が変わっているから、音が変わるんですけど、僕は気づいてない。音が変わって、僕が変わって、また音が変わって、僕も……そういった繰り返しによって朔の音が出来上がっていくのは貴重な経験でした」

もう文章も詩的で、繊細な音の移り変わりを感じ取っておられるところなど、音楽的な感性が豊かなことが伝わってきます。

 

井之脇海さんのピアノの腕前は?

ミュジコフィリアの主人公 漆原朔は、自然のなかの“音”を理解し、モノの形や色が“音”として聴こえる特殊な才能を持っているのですが、これはまさにドビュッシーが持っていたといわれる感覚とよく似ていますね。ドビュッシーは自然界の音、風や水の流れ、葉のそよぐ音などを楽曲に興しています。そんなドビュッシーの曲が使われるというのは、そのことを暗示させているように思われます。そして劇中で使われたドビュッシーの ”月の光” は名曲で知られています。

「電子ピアノがあるんですけど、触る機会が多少増えた気がします。毎月1回、触ったらいいなっていうのが月に2、3回になりました。ほんのちょっとですけど、気楽にぽろんと近所迷惑にならないよう、粛々と。レパートリーはそんなに多くはないので、それこそ『トウキョウソナタ』の時に弾いたドビュッシーの『月の光』など、これまでの曲を弾き続けています。そうすると昨日、弾いたのと今日とではどこか違ったりして、その発見も面白いんです。特に『月の光』は弾く人によってテンポがかなり変わるんですけど、僕も気分によって違います。めちゃくちゃ早く弾いてしまう時もあれば、7分ぐらいかけて弾くことも。僕にとって思い出の曲だからというのもありますけど、そういった楽しみがあります」

月に1回から、2~3回に増えたとのことですが、それで ”月の光” が弾けてしまうのは、簡単なことではないのでは!?

ドビュッシーの ”月の光” は全音ピアノピースではC(中級)となっていますが、和声のバランスや響かせ方、中盤の左手アルペジオなどを考えると、技術的な部分から見ても 曲想的な部分から見ても、簡単そうに見えて、聴かせる演奏をするにはなかなかテクニックや経験が必要な曲だと思います。

こちらが「トウキョウソナタ」での井之脇海さんの演奏シーン

素晴らしい腕前ですね!

7分くらいかけて弾くこともある、とのことで
どのぐらいの速さかな、と探してみたら、
ショパンコンクール第2位の反田恭平さんがそのくらいで弾かれている動画を見つけました。
ご参考までに。

また、反対に速い演奏は辻井伸行さんの演奏で 4分23秒という動画がありましたので、そちらも載せておきますね。
トウキョウソナタでは辻井さんと同じぐらいの演奏時間です。

速いものもゆったりとした速さもどちらも美しいですね。
速ければいいというものでもなくて、遅いからいいというものでもない。
気分によって速さを弾き分けて楽しむことが出来るというのは、井之脇さんはかなりの実力をお持ちだと思います。

 

井之脇海さんのSNSまとめ

Instagram

X(旧Twitter)は見つけられませんでしたが、
映画「ピアニストを待ちながら」のアカウントはありました。

(1) 映画『ピアニストを待ちながら』10/12㈯公開|監督/脚本:七里圭(@pianistmovie)さん / X

「ピアニストを待ちながら」の撮影は全編、建築士の隈研吾が手がけた村上春樹ライブラリーで、村上春樹氏が使っていたピアノで演奏シーンに挑んだ井之脇さんは、

 

「ロケ地の村上春樹ライブラリーに展示されている、村上さんが実際に弾かれていたピアノを、劇中で演奏させていただきました。
僕は、村上さんの小説が大好きなので、本当に幸せな時間でした。
僕が弾いた生音が、そのまま使われているので、そこにも注目して観ていただけたら嬉しいです」

引用:AMEBA ORIG.

とコメントされています。
公開が楽しみですね!

 

 

さいごに

今日は井之脇海さんについて調べてみました。
ピアニストの役が多い井之脇さん、育ってきた背景からも納得出来ました。
ピアノの腕前もかなりのものだということが分かりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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